Canon 7の修理

遺品。別々の方から引き継いだものが2台ある。シリアル番号の順に「個体A」「個体B」とする。

この機種では、メーターや枚数計の窓などで使われているプラスチックがエタノールに弱い。この点に十分注意すること。以前はこのことを知らず、レンズクリーナー(エタノールを含む)で全体を清掃した際、個体Aのメーター窓に大きなヒビが入ってしまった。水と中性洗剤は影響がないようなので、以降はそれらを使用した。

どちらも不具合は軽微で、普通に写真を撮る分には問題ない。修理のついでに注油するが、使えるカメラを壊したくはないので、深追いはせず、簡単にできる範囲に留める。

この機種はネットで検索すると部品展開図(Exploded View)が手に入る。それを参考にして分解する。

以下、断りがない限り個体Aの説明とし、異なる場合のみ個体Bの説明を示す。

基本的に部品につけた記号はその場限りであり、一貫していないので注意。

初期症状

個体A

個体B

目次

試写

未試写

(2020/2/15)
初稿


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