その他 - Hasselblad 500Cの修理

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各状態での写真

レリーズ。



チャージ。



バルブ。



ミラーアップ。



レリーズボタン清掃

レリーズボタンの動きが悪いので清掃する。ネジを外す。



ケーブルレリーズ用のボタンが外れる。



レリーズボタンがそのまま外れる。



清掃する。筒の内側も忘れずに。組立時は鍵穴のクスリを塗っておく。



ボタンを外すと鋼線が残る。レリーズロック用のもの。



レバーを倒してレリーズロックモードにすると、矢印の金具が回転し、鋼線が金具の溝にはまって筒の内側に侵入する。



鋼線はレリーズボタンの溝にはまってレリーズロックする。


マウント部バネのモルトプレーン交換

マウント部内側に劣化したモルトプレーンがある。マウント部のリングを外側を輪っか状のバネで押さえており、その滑り止めのようだ。



逆作用ピンセットでバネを伸ばしながら、ペンチで少しずつ引っ張って取り出した。丸印のとろこで組み合わさっている。



外すと1本の板バネになった。モルトは接着されていたのでアセトンで除去した。



バネを外すとマウント部のリングがそのまま外れる。



リングを清掃する。

バネは新しい2mm厚のモルトプレーンを貼り付けて組み立てた。伸縮する場所ではないのでモルトプレーンでなくてもよいのだが、滑り止めできる代替素材が思いつかなかった。


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