遺品。譲り受けたときは動作していたが、1年ぶりに使ってみようと巻き上げたところ、幕が一部裂けた。幕の表面に内部のゴムが染み出しており、それがくっついてしまっていたようだ。幕自体も固くなっている。それ以外にも問題が多い個体だったので、この機会にオーバーホールする。
ネットで検索すると、広島のカメラ店「せいのカメラ店」様のblogで「Leotax f」の詳細な修理記事を見つけた。機種は違うが中身はほぼ同じようで、記事を見ながら安心して分解することができた。また、前回分解したCanon 7と構造が非常に近いのも幸いした。今回の機種の方が、より原始的なタイプのようだ。
修理の結果は良好で、幕は正常に走り、ファインダーもクリアになった。
『明日は明日の風が吹く』内の記事
(2020/6/27)
初稿